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執筆者の写真さおり

迷走神経と非行少年






昨日はサイエンスオブヨガ著者アン・スワンソン先生の

「迷走神経:神経系をハッキング!」ワークショップに参加しました。

chama先生の顔ヨガを受けてから気になり始めた神経系。

自律神経系の中に、迷走神経というお顔と繋がっている脳神経がある

というのは顔ヨガで聞いていたのですが、実際にどのように体や心に作用するのかとても気になって・・

ポリヴェーガル理論という、迷走神経について深く切り込んだ本を読み始めていたところに今回のワークショップの告知があったのですぐに申し込みました!






ワークショップの内容をとても簡潔にまとめると、、

私たちは迷走神経を使って、自分が安全かどうかを常に確認して、そのうえで生活が成り立っているんですって。


どうやって確認するかというと、相手の顔を見たり、声色で判断したり。

わたしたちは「見える」ことで安心するからマスク生活を強いられていて

相手の表情もわからない、コロナもまだ未知数で先が見えない・・

ハグなど、触れ合うことも簡単にはできない。

そうなると人間、不安が増大するんですよね。(当たり前のことだけど、忘れがち)


迷走神経が嫌がることのオンパレードなわけです。


この迷走神経をケアしてあげられるのが、ヨガ!

呼吸にもダイレクトにつながっているので、

吐く息をながーくすることで心臓の動きを遅らせたりできるのだそうです。


後ろから人がついてくる気配がしたり、

ちょっと危険かも!と感じたときに

心臓がバクバクして、身体が硬くなるのも

迷走神経が働いてくれているから。


窮地に追い込まれ、逃げようがないと判断すると

シャットダウン(気絶など)したり、

この経験をしているのは自分じゃない (乖離)

と思い込むようにできている。

これは爬虫類も同じ。つまり古代から生物に備わっている機能。

一方で落ち着いていて、誰からも攻められることのない

暖かい、安心できる信頼関係や環境。

これが日常生活で築けて初めて人間らしく生きることができる。

どうやって築けているのか気づくかは

これまた迷走神経の役割。



冒頭にもありましたが、

相手の表情や声色を読み取って安全かどうかを判断するわけです。


家庭環境が複雑で非行に走る子供たちは

とても理にかなっているんだと思いました。

寂しいとか、理解してほしいとか、そういうものの前に

まず大前提として

「安全じゃない」と感じているから。

家にいる時間が自分にとって「安全」じゃなければ

人に優しくすることもできない。接し方がわからない。

家庭環境複雑でもそれができている人はめちゃくちゃすごい人ってことですね。


話が少し逸れてしまいましたが、

こんな感じで迷走神経、かなり深くて興味深かったです!


「脳は自分で化学薬品を作ることもできるんですよ。

これは製薬会社がみんなに知られたくない事実ですが。

私たちの体や神経は天井知らずの知性を持ち合わせているんです」


という言葉にもビックリしましたし、


クライアントにプラーナヤーマを指導するときのコツなどにも

言及されていて、とても勉強になりました。


時差のせいで先生のいらっしゃるところはハロウィンの夜だったようで

レッチリのフリーが着ているような骨骨のレギンスを履いていて可愛かったw

すぐに実践できるようなこと、たくさんあったので

どんどんレッスンに取り入れていこうと思います!


アン先生は瞑想のクラスをオンラインで無料でされているそうです。

ご興味ある方はぜひ!



ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

良い一日を~!


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